ATX電源を取り付けます。
今回は
剛力短 PLUG-IN 400W
を使います。ソケットタイプなので、必要のないケーブルを外して置けます。
残念ながら生産は終了しており、今は店頭在庫のみ。
まだネット販売しているところがありますから購入は可能でしょう。
余談ですが、PCを自作するときはなるべく最寄りの店で一括購入することをお勧めします。
というのも、今回この電源は別の店からネット購入し、初期不良品に当たってしまいました。
店への返品交渉は難しそうだったため、電源のメーカーに電話連絡したところ、
「初期不良とは断定できないので、着払いでいいので品物をこちらに送ってほしい」とのちょっと冷たい返答。
でも考えてみれば、メーカー側の対応としては当然かも。
すべての部品が新品なため、確かにどこか別の部品に原因がある可能性もありますが、
ネットで情報を調べ、電源コネクタのピン2つを短絡させてみたが電源ファン回らず、ほとんど電源の初期不良と思えました。
ですが「今日送ってもらえれば明後日にはそちらに送り返せる」ということだったので、送り返しました。
結局初期不良のため、新しい交換品が送られてきました。
不良品であった場合、時間と労力がかかる、
ネットで安く購入することのデメリットを感じた一件でした。
このATX電源はすべての電源ケーブルがソケット式になっているわけではなく、メインのケーブルについては電源ボックスに直接つながっています。
電源ケーブル1つめ。これは延長用ですが、これをマザーボードに取り付けます。
今回のマザーボードでは、このケーブルの取り付け位置は次の画像の部分です。
ATX電源をPCケース背面の横に置きます。
電源ボックスから延びているケーブルのコネクタ(画像では右の赤色)と、マザーボードに取り付けた延長ケーブルのコネクタ(画像では左の黒色)をつなげます。
電源ボックスから延びているもう一つのケーブルをマザーボードに取り付けます。
次に結束バンド(ケーブルタイ、インシュロック)をDVDドライブ下の金具に次の画像のように取り付けます。
長ければ一本、短ければ画像のように2本使って固く取り付けます。
これはこの太い電源ケーブルをきれいに配線するための準備となります。
結束バンドは、ホームセンターや100円ショップなどで購入できます。
ハードディスク用のシリアルATAの電源ケーブルを折りたたんで長さを調整し、ワイヤーでしばります。
シリアルATAの電源ケーブルをPCカバー底面にセットしたハードディスクに接続します。
ここから少し大変。
DVDドライブ用の電源ケーブルをドライブとATX電源につなぎます。
ATX電源ボックスを片手で持ちながら、もう一つの手で各電源ケーブルをDVDドライブとATX電源ボックスの狭い間から出すように配線します。
ATX電源ボックスをPCケース背面につけ、プラスドライバーでネジを取り付けます。
再び電源ケーブルを次の画像のように配線します。
さきほど作った結束バンドにワイヤーを通し、電源ケーブル類を縛って固定します。
次の画像ではわかりにくいですが、丸で囲った部分(画像では金具の裏に隠れて見えませんが)にワイヤーでしばってあります。
電源ボックスに沿って下に伸びている電源ケーブルはフロッピーディスクドライブ用です。
PCケース前面から見て、次の画像のように、CPUへの空気の流れを邪魔しないように配線します。