これまで4つのWordPressのサイトを構築してきて、なんとなくですがWordPressをインストールした後にすることにはベストの手順がありそうです。
今回はそれについて紹介します。
WordPressをインストールした後にまずすること
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.htaccess
これはXreaを使っている場合についてですが、
名前が .htaccessで
中身がAddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
# BEGIN WordPress
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
# END WordPressと書いたファイルを public_htmlフォルダとwp-adminフォルダの中に入れます。
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
については
Xreaではsafemodeで動いているPHPをCGIとして動くように設定しています。
それ以降の行についてはこれがないと記事を書いても表示されません。 -
ユーザーの追加と削除
(WordPress 2.7を)インストール直後にはデフォルトで
ユーザー名がAdmin
になっているのでこれを変更します。「ダッシュボード」にある「ユーザー」をクリックし、「新規追加」をクリックします。
ここで今後いつも使うためのユーザー名とパスワード、メールアドレスを記入します。
権限を「管理者」にし、{ユーザーを追加}のボタンをクリックします。ログアウトします。
そして追加したユーザー名でログインします。
左の「ダッシュボード」にある「ユーザー」をクリックし、最初のユーザー「Admin」を削除します。 -
プラグイン:Akismet
標準で入っているスパム対策プラグインのAkismetを有効にします。
おっとその前にWordPress.comでユーザー登録を行い、。WordPress.com APIキーを取得しておきます。
そして管理画面→プラグイン→Akisnet設定
でキーを入力し{設定を更新}ボタンをクリックします。 -
WP Multibyte Patch
マルチバイト文字のバグ対処に標準で入っているスパム対策プラグインのWP Multibyte Patchを有効にします。
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Smart Update Pinger
サイトを更新したときにpingを自動発信してくれるWordPressですが、修正や編集した際にも発信してしまいます。
新しく記事を追加したときだけで発信させるプラグインです。
インストールして有効にした後、管理画面→設定→Smart Update Pingerをクリックします。
フォームに
http://rpc.pingomatic.com/
http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2
http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
http://rpc.technorati.jp/rpc/ping
あたりを入力し、{Update options}をクリックします。 -
All in One SEO Pack
Google などの検索エンジンでヒットするようにページを最適化するプラグイン。
インストールして有効にした後、
管理画面→設定→All in one SEO
で設定していきます。
詳しい設定方法はウェブで探してみてください。 -
一般設定
左の「ダッシュボード」の「設定」の中にある「一般」を設定。
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一般設定
左の「ダッシュボード」の「設定」の中にある「パーマリンク設定」を設定。
数字ベース、もしくはカスタム構造で
/%postname%/
あたりがお勧め。
Xreaでは記事のタイトルを日本語にしてパーマリンク設定で「%postname%」が含まれた設定にしていると
ページを表示できないことがある。
対策としては記事のパーマリンクを毎回半角英語に自分で打ち直すが、
複数人の投稿者がいる場合には「パーマリンク設定」は数字ベースにしたほうが無難。 -
プロフィール
左の「ダッシュボード」の「ユーザー」の中にある「あなたのプロフィール」を設定。
「ビジュアルリッチエディタを使用しない」にチェック。 -
Ultimate Google Analytics
Google アナリティクスでアクセス解析をするための設定をしてくれるプラグイン。
最初にGoogle IDを取得し、Google アナリティクスに登録をする必要があります。
インストールとプラグインの有効化を行った後、
左の「ダッシュボード」の「設定」の中にある「Ultimate GA」をクリック。
Account IDにGoogle アナリティクスで取得したIDを入力。
{Update options}をクリック。 -
XML Sitemap Generator for WordPress 3.1.4
Googleなどで検索させるときに参照するサイトマップを自動で作るプラグイン。
FTPでWordPressの入っているフォルダ(Xreaではpublich_html)に
空のテキストファイル「sitemap.xml」と「sitemap.xml.gz」を入れます。
インストールとプラグインの有効化を行った後、
左の「ダッシュボード」の「設定」の中にある「XML-sitemap」をクリック。
各種設定を済ませ、{Update options}をクリックします。
また、サイトに大きな変更を行った場合、「status」にある「rebuild the sitemap」をクリックします。
ここまで設定が終えたら、デザインである「テーマ」の製作と、記事の作成に入ります。
作っているうちに、どのようなスタイルのサイトにするのか(たとえば、「ページ」と「投稿記事」の使い分け、タグとカテゴリーの作成など)が自然と固まってくるはずです。
この段階になってすることは次のとおりです。